伝説の偉人マズローが教えてくれる語学のモチベーションの王道である
”マズローの欲求5段階説”は、誰にとってもおなじみでは?
モチベーションの理論の話になれば必ずといっても出てくるこの話は、
もう、これを聞いただけでモチベーションが下がるという愚痴がでるくらい
古典的かつ、真の意味でモチベーションをあげるのに役立つ理論ですね。
しかし、これほどまでにも有名にも関わらず
世の中を見渡せば、よく解釈を間違えているに出会います。
よく間違えるのは、「モチベーションには5つの種類があります。」という意味ですが、
本当の意味は「下から順番に、5段階の欲求が積み上げられている」で、
ココがポイントになります。
下層の欲求が満たさなければ、真の意味で人間は次の欲求が出てこないのです。
HIERARCHEY OF NEEDS
この5段階欲求説の元々の英語は
【ニーズのヒエラルキー(hierarchey of needs)】と表記されており、
人間にとっての根本の欲求といっても過言ではないでしょう。
ニーズとウォンツは混同される方が多いので、説明しておくと、
ニーズ(needs)とは、「不足を埋めよう」とする感情で。
ウォンツ(wants)が「もっと欲しい」という感情です。
このニーズのウォンツは次の5段階で構成されています。
1、生理的ニーズ
2、安全のニーズ
3、所属のニーズ
4、尊重のニーズ
5、自己実現のニーズ
第1段階:生理的ニーズ
食欲、睡眠欲、性欲といった、人間の存続、生死に関わるニーズを満たしたいという感情です。
TOEFLの勉強をしていると、これらのニーズを満たすことが不足がちですよね。
どんなに長い時間勉強しても、ちゃんと睡眠はとりましょう。
第2段階:安全のニーズ
安心できる環境にいたい、衣食住をきちんとしたい。健康でいたい。といった、
日本に住んでいれば想像もしにくいようなニーズですが、
治安の悪い国や、途上国にいけば、まだまだこのニーズを満たせていない人達もいます。
安心して、勉強できる国に生まれただけでも私たちは幸せですね。
第3段階:所属のニーズ
何かの集団に属したい。誰かと関わっていたい。絆を感じたい。といった感情です。
「愛」もこの欲の中に所属します。
京大の瀧本先生は「君にともだちはいらない」という本を出されていましたが、
人間はどこかで絆を求める生き物です。
ココが満たされてようやく次の欲求に行くことができます。
あなたが、どんなコミュニティーに属しているのか、書き出してみてもいいかもしれません。
第4段階:尊重のニーズ
他人から尊敬されたい。周囲から認めてほしいといった感情です。
ネット環境が整った今日の日本社会では、至るところで承認欲求が浮き彫りになっています。
ニコ生で過激なPR放送や、facebookで有名人と写真の2SHOT投稿は,こういった欲求からくるのでしょう。
ミスキャンにでる女の子もそうでしょうか?(私にはわかりませんが)
他者からでなくても、自尊の感情をもつことができれば、それでも尊重のニーズを満たすコトが可能です。
ちなみに、ココまでの4段階が欠乏動機(deficiency needs)と言われ
足りないものを満たしたいという欲求です。
5、自己実現のニーズ
欠乏がもたらすような軽い動機ではなく、
より高みを目指す動機です。
そして人間は、自己実現をひたすら追い求めるの生き物です。
最低限の生活が可能になり、個人が情報発信をすることが可能になった時代だからこそ、
どういった人間になりたいかを意識し始め、
あなたは自己実現に向けて歩み始めることができるのかもしれません。
自分が、どこにいるのかを確認する
つまるろこと、自分がどの欲求まで達成できているのか認識することが
モチベーションを失わないためにも重要なのです。
あなたは、承認してほしいのに、自己実現のためです。ときれいごとをいっていると、
自分自身が苦しくなって、自己乖離が進みモチベーションが失われていくのです。
そんなバカなことはやめましょう。
エネルギーの無駄遣いです。
私の例をあげるなら、英語を勉強する理由は単純でした。
世の中を、今を一緒に生きる人と共によくしていきたい。(たったそれだけのこと)
そう思ったら、英語はしゃべれて当たり前だと思ったからです。
なんて、奇麗ごとばっかじゃなくて、
金髪美女の可愛い女の子のしゃべりたい。
そんな単純な動機でした。
あなたも、素直になって、自分の夢にむかって頑張ってください。
私は、今度は可愛い台湾人としゃべるために、中国語の勉強始めましたw
愛は世界を変えるかもね。
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