故人スティーブ・ジョブズがインドで自分の人生で大事なものを
見つけたという話から、人生の答え探しの旅にでる若者を最近よくみかけます。
彼らのが人生の答えをみつけれるかどうかはおいておいて、、、。
もちろん、人生の答えとも言える目標が見つかれば、
誰でも今を頑張ることはできるでしょうが、
人生の目標をみつけるのは簡単なことではありません。
そこで今日は、目の前にの事象に集中するための方法をお伝えします。
これは、一般的に「ゾーン(zone)」「ピーク経験」「フロー(flow)状態」と
言われている状態で、モチベーションが究極に集中している状態のことです。
▪️目次
アメリカの心理学者ミハイ・チクセント
彼がフロー状態の名付け親であり、
脳神経科学的には、α(アルファ)波とβ(ベータ)波がともにでている状態のことを
フロー状態と定義しています。
これは集中状態とリラックス状態が共存している状態なのです。
(※余談にはなりますが、アルファとは、ギリシャ語で「第1の、、、」「最高級
の、、、」といった意味をもっています。)
フロー状態がどのような状態か少しづつわかってきたのではないでしょうか。
では、次はフロー状態の種類をみてみましょう。
フローには、様々な種類があり、
よくスポーツ選手に見られる現象で、野球選手がボールが止まって見える、
サッカー選手がグラウンド全部を俯瞰して見える、
バスケ選手が相手の次の動きが見えてしまった。といった状態です。
なぜフロー現象は、スポーツ選手に多いのでしょうか?
フロー状態の条件を理解すれば、腑に落ちるでしょう。
では、早速条件をみてみましょう。
チクセントミハイの定義するフロー状態をみてみよう
1、今していることへの没頭:商店が定まり集中する
2、エクスタシーへの感覚:日常の現実から遊離する
3、明晰な心:何をするべきでどうすればよいかが見える
4、これはできるという感覚:不安と倦怠のどちらも感じない
5、ここの静けさ:心配から解放され自我を超える感覚を持つ
6、時間感覚の喪失:「いま」に集中する
7、内因的モチベーション:フロー自体がなによりも報酬となる
これがフロー状態の条件です。
よく間違えるのは、夏休みの最終日に宿題を終わらせる類の集中力と
誤解されている方がいますが、単に締め切りに追いこまれ、
恐怖にかられて追いつめ、テンションが高ぶる状態とは異なります。
他にも、簡単なことをしている「退屈な状態」や、
難しいことをしている「不安な状態」ではフロー状態になれません。
実際のフロー状態とは?
さて、それではどのような条件でフロー状態になれるのでしょうか?カリフォルニ
ア大学ロサンゼルス校(UCLA)に留学したい、田中さんの例を上げなら見て行きまし
ょう。
1、何をすべきかわかっている
(留学のために必要なTOEFL90点取得に、必要な参考書をしっている)
2、どうすべきかわかっている
(その参考書の使用方法を理解している)
3、うまくやっているかわかっている
(自分がその参考書を実際にこなせているか理解している)
4、どこにむかっているかわかっている
(その参考書を使うとどうなるのか理解している)
5、チャレンジとしてよく認識されている
(自分にとってTOEFL90点がチャレンジングだと認識できている)
6、スキルとしてよく認識されている
(自分の力として蓄積されていることを理解している)
7、気が散るものに邪魔されない
(静かな、環境で勉強できている)
見てわかる通り、フロー状態になるためには、
様々な点において自分のしていることを把握する必要があるのです。
それが1-4で、自分がエキスパートになれないうちはこの辺が理解できていないのです。
プロフェッショナルでなければフロー状態になれないのです。
かつ、ここに到達するまでには、メンターが必要になります。
正しいのか、わからないという状態で勉強していては、勉強効率は格段におちるからです。
成果を残している先人にアドバイスを直接フィードバックを
もらいながらやることが必要不可欠になるのです。
最後に
TOEFL以外にやらなければならないこともあるでしょうが、多くのことを行えば、
あなたは自分が何をしているのか把握できずに迷走していくでしょう。
しっかりとTOEFLの勉強に選択と集中をし、
TOEFLで成果を残した方を身近に見つけることで、
TOEFLに全神経をむけ、最高のパフォーマンスを発揮してのりきりましょう。
そんなサポート役になるので、いつでも勉強法に困ったらご相談ください。
ご質問は、ryugakunakama@gmail.comまでどうぞ!
コメントを残す